最低限の道具で始めるレザークラフト

レザークラフトを始めたいけれど、いくらくらいかかるのか気になっている人
他の人がどんな道具で始めたのか知りたい人
そんな人たちの参考になればと思います。

最初に揃えた道具

興味は持っていたのですが、道具を揃えようとするとそれなりの金額がかかりそうで躊躇しておりました。

まずは直線でかつパーツも少なく済むカードケースを作ってみることにしました。

飽きっぽい自分がその後も続けるのかどうかわからなかったため、最小限の道具で始めてみよう、と揃えたのが、以下のものです。

  • ゴムのり 110円(税込、以下同様)
  • へら 110円
  • サンドペーパー(300番) 110円
  • 木槌 110円
  • カッターマット 736円
  • 手縫い針 195円
  • 糸(蝋付き) 327円
  • 4本ヒシ目打ち(4㎜ピッチ) 975円
  • 2本ヒシ目打ち(4㎜ピッチ) 825円
  • ゴム板 352円
  • 床面処理材 346円
  • A4の革 638円

ここまで合計で4,834円です。これらのうちいくつかをセットとして販売している商品もありますので、そちらを検討するのもありだと思います。

また、このほかに家にあった下記のものを使いました。

  • カッター
  • ガラスの瓶
  • 金属製の定規

それぞれをもう少し説明していきます。

・ゴムのり

Gクリアー。革を縫う前に張り合わせに使います。

・へら

のりや床面処理剤を伸ばすのに使います。

・サンドペーパー

裁断した革の処理に使います(コバ処理)。番手違いで数種類あると良いと思います。

・木槌

ヒシ目打ちをこんこんと叩きます。それなりの音が出るので、作業環境に注意が必要です。私は賃貸アパートでしたが、日中は周りもそれなりの音が出ていたので、作業してしまいました。

・カッターマット

大きい方が作業はしやすいと思います。私の場合はレザークラフト以外にも使い道はあると思ったので、大き目のサイズを購入。予算を抑えるなら、まずは不要な段ボールなどでも代用できるかもしれません。

・手縫い針

クラフト社製、短針、5本入りを購入。裁縫用とは違い、先が丸くなっているのが特徴らしいです。裁縫用の針の先を削って使うこともできる、という話も聞きましたが、それほど高価ではなかったので購入しました。

・糸(ロウビキ)

クラフト社製、手縫いロウビキ糸(細)を購入。種類は麻糸・化繊糸・シニュー糸などあり、糸の太さにも色々ます。細かい違いはそれを説明してくれているサイトがあるのでそちらにお任せします。細い方が繊細に、太い方がワイルドな作風になるそうです。

・4本ヒシ目打ち(4㎜ピッチ)
・2本ヒシ目打ち(4㎜ピッチ)

クラフト社製を購入。手縫いの場合は先にこれらの道具で革に縫い穴を開けておきます。平目打ちやヨーロッパ目打ちなどいくつか種類があります。また、3㎜や5㎜など刃の間隔にもいくつかあります。糸の太さや作風に合わせて選びましょう。

・ゴム板

目打ちを使って革に穴をあける際に下敷きに使います。ゴムとは言っても硬いものです。大きい方が作業がしやすいと思いますが、私の場合は、まずは安さを求めて小さいもの(100㎜×100㎜×10㎜)を購入。

・床面処理剤

これもCMCやトコノールなど似た製品があるのですが、当時検索したところあまり違いがないように書かれていたので、あったものを購入。もしも続けていくようであれば、おいおい色々試していけばいいかなと考えています。

・カッター

型紙や革を切るために使います。

・ガラスの瓶
床面処理に使います。処理剤を塗った後に刷り込むようにして毛羽を抑えます。

・金属製の定規

直線を切る際に使用します。プラスチックでは削れてしまうため金属製を使用。短いものであれば100円均一ショップにも取扱がありました。

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