所要時間:約3時間
使用した道具
・カッター
・菱目打ち(4㎜ピッチ4本、2本)
・菱ギリ
・ハトメ抜き(12号3.6㎜)
・ギボシ
1枚革からのカードケース作りです。デザインはHender Scheme風にしてみます。1枚革で作られていて、革製品でありながらステッチがほとんど見えないデザインです。模倣のため、完成形の写真は掲載しておりません。
カードは10枚以上入るようにという要望でしたのでマチは15㎜としました。
幅・高さはカードプラス10㎜で100㎜、70㎜。できた型紙がこちらです。
実際は丸みがある仕上がりになる、はずです。
型紙にあわせて裁断しました。続いてステッチの穴あけ。縫い代を3㎜とり、ガイドとなるラインを目打ちで引きました。穴を明けた状態。
前回投稿したクロスステッチで縫っていきます。縫い方を知りたい方は前回の投稿をご覧ください。
縫い終わりました。裁断面の拙さが目立ちますね。
続いてギボシを取り付けます。まずは7号のハトメヌキで穴あけ。ネジ式なので簡単に取り付けられます。
中心からずれてしまっています。そして少し傾いている…
型紙の段階で穴あけの位置までつけ、縫う前に穴を開けた方が良いと思います。工程をあまり考えず、とりあえずやってみる、で作っているもので…
蓋の部分と胴体部分を縫いつけます。重ねた状態で目打ちを使って印をつけます(写真を撮り忘れました)。その後、穴あけ、縫っていきます。型紙の段階でここまで考えておくと作品の精度が違うのだろうな、と思います。
蓋の部分の形を整え、ギボシの頭をはめる部分を穴あけ。切り込みを入れて、革が裂けないようにもう一つ穴あけ。
だいぶ不恰好ですが、一応完成です。シンプルだからこそ、各工程の精度が大事だということがよくわかります。まだまだ練習が必要だなと思い知らされました。
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